マーケットレポート(weekly)

<2020年9月29日>

【概要】

先週の原油先物相場は、BRENT、WTIともに上昇した。 (BRENT +$0.48 WTI +$0.94 )
10月CP先物は $361 で始まり、 $368 で取引を終えた。

【原油マーケット】

BRENT週間推移 : $41.44 → $41.92 WTI週間推移 : $39.31 → $40.25

マーケットの上昇材料は①EIA週報で米原油在庫が前週比160万バレル減、ガソリンが400万バレル減、中間留分が340万バレル減となったことなど。一方、下落材料は①リビアの石油生産再開の報を受けた需給緩和への警戒感②欧州諸国での新型コロナウイルス感染者数急増による規制再強化の動きを受けたエネルギー需要減速懸念の高まりなど。

【LPGマーケット】

中東マーケット

インドからの需要などが相場の下支え要因となった。10月CPは9月30日(水)発表予定。

欧米マーケット

相場週間平均:$259 米国指標の情報はこちら(会員専用)
<米国>プロパンはほぼ横ばいとなり、ブタンは下落した。先週発表された米国プロパン在庫は前週比約175万バレル増の累計約9,789万BBL(787万トン)となった。米プロパン在庫の積み増しが嫌気されたことが下押し要因となった。ブタンは需要が落ちたことが下落要因となり軟調に推移した。

<欧州>プロパン、ブタンともに上昇した。油価の上昇をフォローしたことに加え、気温の低下に伴うプロパンへの買い気の高まりが上昇要因となり相場を押し上げた。ブタンは、国内供給量が限られていることと、ガソリンブレンド需要が相まって需給が引き締まり、相場を下支えしている。

アジアマーケット

プロパン、ブタンともに上昇した。油価の上昇をフォローしたことに加え、アジアからの需要の増加、悪天候の影響を受けた米国での荷役遅延等による10月着の供給タイト感により、需給が引き締まったことが上昇要因となり相場を押し上げた。

フレートマーケット

フレートは $53.357 で始まり、 $54.143 で週を終えた。
船腹需給の引き締まりを受け、上昇基調で推移した。

バンカーマーケット

バンカー相場(LSMGO)は $340 で始まり、 $337 で週を終えた。

先物マーケット

【CPスワップ($/MT)】
10月 P/B=$ 368/$ 364
11月 P/B=$ 385/$ 384
12月 P/B=$ 399/$ 398

【MBスワップ($/MT)】
9月 P=$ 266
10月 P=$ 266
11月 P=$ 270

【価格推移】

サウジCP推移表

2020年9月CPは以下の通りです($/MT)。
プロパン$365 /MT(前月比$0 )、ブタン$355 /MT(前月比+$10)
A/L (8月1日~31日平均、$45.354)の熱量換算比は、P: 98.2% (前月比-3.8%) 、B: 96.8%(前月比-0.9%)。
過去のCP推移はこちらをクリックしてください。

ANSI (旧 北海価格)・アルジェリア価格

9月の旧北海価格及びアルジェリア価格は、以下の通りです($/MT)。
ANSI (旧 北海価格)
プロパン: 304.5 ブタン: 320.5
アルジェリア価格
プロパン: 308 ブタン: 340