マーケットレポート(weekly)

<2018年6月18日>

【概要】

先週の原油先物相場は、BRENT、WTIともに値を下げた。(BRENT:-$3.02 WTI:-$1.04)
7月CP先物は$542 で始まり、$523 で取引を終えた。

【原油マーケット】

BRENT週間推移 : $ 76.46 → $ 73.44 WTI 週間推移: $ 66.10 → $ 65.06

マーケットの上げ材料は①現行のOPEC協調減産措置が維持されることへの期待感②OPEC総会(6/22)開催を控えたショートカバーの売り③EIA週報で米原油在庫が前週比410万バレル減少、ガソリン在庫が230万バレル減少、中間留分在庫が210万バレル減少したとの報など。下げ材料は①OPEC月報で今年後半の世界の石油市場が非常に不透明と示唆されたこと②OPEC主導の協調減産が緩和される可能性③米中貿易摩擦激化への懸念④米国増産観測など。

【LPGマーケット】

中東マーケット

6月積みの商談が手仕舞いの様相を呈しており、商いは低調だった。ADNOC、サウジアラムコがそれぞれ7月積みアクセプタンスを顧客に通達し、概ねノミネーション通りに返された模様。中東各社のアクセプタンスが出揃い、今後商談が本格化すると見込まれる。

欧米マーケット

相場週間平均:$461
<米国>米国指標の情報はこちら(会員専用)
プロパン、ブタンともに値を下げた。先週発表された米国プロパン在庫は373万BBL増の累計5,084万BBL(408百万トン)となった。木曜日に、停止していた米マリナーイースト1パイプラインについて規制当局が操業再開を許可した。

<欧州>
プロパン、ブタンともに値を下げた。堅調な石化需要が支援材料となったが、ナフサの下落の影響を受けて下落した。

アジアマーケット

極東相場は、プロパンは値を上げ、ブタンは値を下げた。原油相場の影響を受け、軟化基調で推移した。15日はシンガポール休日だった影響でマーケットは流動性に乏しく、取引閑散だった。

フレートマーケット

フレートは$29.429 で始まり、$29.286で週を終えた。船余り感から軟化基調で推移した。インド向けの傭船需要が堅調。中東各社のアクセプタンスが出揃い、今後傭船者がスポット傭船に動き出す可能性がある。

バンカーマーケット(極東)

バンカー相場は$448.50 で始まり、$443.50 で週を終えた。

先物マーケット

【CPスワップ($/MT)】
7月 P/B=$523/$531
8月 P/B=$523/$526
9月 P/B=$524/$524

【MBスワップ($/MT)】
6月 P=$445
7月 P=$446
8月 P=$447

【価格推移】

サウジCP推移表

2018年6月CPは以下の通りです($/MT)。
プロパン$560/MT(前月比+$60)、ブタン$560/MT(前月比+$55)
A/L (5月1日~31日平均、$75.635)の熱量換算比は、P: 90.3%(前月比 +2.4%)、B: 91.6%(前月比 +1.6% )。
過去のCP推移はこちらをクリックしてください。

ANSI (旧 北海価格)・アルジェリア価格

5月の旧北海価格及びアルジェリア価格は、以下の通りです($/MT)。
ANSI (旧 北海価格)
プロパン: 526.0 ブタン: 511.5
アルジェリア価格
プロパン: 530.0 ブタン: 540.0