<2026年4月13日>
【原油マーケット】
| (/bbl) | 週初 | 週終 | +/- | |
|---|---|---|---|---|
| BRENT | $109.77 | $95.20 | -$14.57 | ↓ |
| AL | $121.96 | $103.03 | -$18.94 | ↓ |
| WTI | $112.41 | $96.57 | -$15.84 | ↓ |
↑4月6日、イスラエルのカッツ国防相はイラン南部にある同国最大の石油化学施設を攻撃したと明らかにした。イランの石油化学施設への損害額は数百億ドルに達すると報じられた。
↑4月7日、米軍がペルシャ湾のイランの主要原油積み出し拠点カーグ等を攻撃したと報じた。米大統領は停戦交渉が合意に至らない場合、イランのすべての発電所や橋の破壊を警告し、軍事衝突が激化するとの見方から原油は上昇基調が続いた。
↓4月8日、米国とイランの停戦合意を受けて急落。トランプ大統領はホルムズ海峡の開放を条件として停戦を受け入れ、パキスタンで10日にも和平交渉を開始する見通しで供給懸念は後退した。一方ロイター通信は停戦合意の数時間後に、イランによる攻撃でサウジアラビアの東西石油パイプラインが損傷したと報道。停戦の行方には不透明感が残る。
↑4月9日、停戦合意の実効性やホルムズ海峡の行方が注目される中、反発した。7日夜に停戦合意されたものの、イスラエルは8日も、停戦の対象外だとしてレバノンを攻撃。トランプ米大統領が「レバノンは停戦合意対象外」と主張したこともあり、イランは激しく反発し、停戦合意の実効性をめぐる不透明感が改めて台頭。
↓米国とイランは11日にパキスタンにて和平交渉を開始する見通し。イランメディアによると、イランの交渉団が10日、パキスタンに到着したとの報道もあり、和平交渉への期待感から原油相場はマイナス圏に沈んだ。
ロイター通信によると、WTIは週間で13.4%安となり、週間の下落率としては2020年4月以来の大きさとなった。
【LPGマーケット】
| (/MT) | 限月 | 週初 | 週終 | +/- | |
|---|---|---|---|---|---|
| CP先物 P | 5月 | $680.65 | $679.82 | -$0.83 | ↓ |
| CP先物 B | 5月 | $705.65 | $709.82 | $4.17 | ↑ |
| 米国先物 P | 4月 | $377.40 | $381.63 | $4.23 | ↑ |
中東マーケット
→プロパン概ね横ばいで推移・ブタン上昇
↑停戦合意はなされたものの、ホルムズ海峡の通峡量は依然として回復しておらず、戦争前の水準への回復には相応の時間を要する見立てが市場では優勢となっている。特にブタンの需給は極めてひっ迫しており、売り手が見当たらない状況が続いている。
米国マーケット
相場週間平均:$381.63米国指標の情報はこちら(会員専用)
↑プロパン・ブタン共に上昇。
↑先週のEIA在庫統計は77.60mil bblと先週比+0.57mil bbl。
3月に発生したターミナルの設備不良は修繕が完了し、出荷は通常ペースに戻っている。ただし、遅延の影響は完全には解消されておらず、追加的な販売余力がない状況が続いている。
在庫は引き続き積み上がっているものの、中東からの代替需要に対して供給が追いついておらず、価格は上昇基調をたどっている。
欧州マーケット
↓プロパン・ブタン共に下落。
↓温暖な気候が続いており需要は減退している。加えて、価格高騰を受けて実需筋の買い控えが続いており、相場の下押し圧力となっている。
アジアマーケット
↓プロパン・ブタン共に下落。
↓4月8日の停戦合意を受けて週半ばに一時急落。直後の米国によるレバノン攻撃を受けた停戦への疑念やパナマの通峡費用の高騰が下支えた。
アジア地域は中東情勢やパナマ通峡費用など、不確実な要素による影響が大きいことから、5月の需給バランスは引き続き不透明である。
フレート、バンカーマーケット
| (/MT) | 週初 | 週終 | +/- | ||
|---|---|---|---|---|---|
| フレート | 中東-日本 | $125.50 | $133.00 | $7.50 | ↑ |
| バンカー | LSMGO | $2,020.00 | $1,620.75 | -$399.25 | ↓ |
フレートマーケット
トランプは7日、ホルムズ海峡の即時開放を条件として2週間の停戦をイランと合意。同日にBaltic 1は前回公表対比10ドル高の$125。本邦及び海外船主のスタンスに大きな変化はなく事実上通峡不可の状況が続いているものの、中東にて複数件の船引き合いが発生。入札自体は確認されなかったが、ホルムズ通峡再開への期待感からBaltic 1は9日$133と、先週対比$17.5と急上昇した。
米国はパナマ運河のオークションにおいて、片道400万ドルと過去最高額を支払うなど、LNG船や他石油製品船を含め、安定供給が可能な米国貨物が需給がひっ迫するアジア地域に流入するフローが顕著になっている。これを受け、米国スポット船市況も上昇した。
特に用船者は高額なオークション費用を回避するため、通峡枠の確保が比較的容易な旧パナマ船型にプレミアムを支払う動きが見られた。中東供給環境に大きな変化がない限り、アジアと米国需給を意識した好市況は継続されるとみられるが、地政学情勢次第では大きな変動が想定される。
13日時点における5月AEフレート想定値は、P 20,400円/t、B 18,600円/t。
バンカーマーケット
バンカー相場(LSMGO)は $2,020.00で始まり、 $1,620.75で週を終えた。
先物マーケット
| (/MT) | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 |
|---|---|---|---|---|
| CP先物 P | $750.00 | $683.00 | $631.00 | $604.00 |
| CP先物 B | $800.00 | $722.00 | $661.00 | $624.00 |
| 米国先物 P | $381.63 | $382.94 | $381.63 | $380.98 |
【価格推移】
サウジCP推移表
2026年4月CPは以下の通りです($/MT)。
プロパン$750/MT(前月比+$205)、ブタン$800/MT(前月比+$260)
A/L (3月1日~31日平均、$126.286)の熱量換算比は、P: 72.4% (前月比-24.5%) 、B: 78.3% (前月比-19.1%)。
過去のCP推移はこちらをクリックしてください。


