マーケットレポート(weekly)

<2020年7月6日>

【概要】

先週の原油先物相場は、BRENT、WTIともに上昇した。(BRENT +$1.09 WTI +$0.95 )
7月CP先物は $338 で始まり、 $345 で取引を終えた。

【原油マーケット】

BRENT週間推移 : $41.71 → $42.80 WTI週間推移 : $39.70 → $40.65

マーケットの上昇材料は①米原油在庫が前週比720万バレル減と予想を上回る取り崩しとなったこと②米国と中国の好調な経済指標など。一方、下落材料は①米国での新型コロナウイルス感染者数急増を受けたエネルギー製品需要の回復ペースが鈍化するとの懸念②内戦のため1月以降ほぼ停止していたリビアの原油輸出が再開する可能性など。

【LPGマーケット】

中東マーケット

6月30日(火)に7月CPが発表され、プロパン:$360/トン(前月対比+$10)、ブタン:$340/トン(前月対比+$10)となった。原油相場が前月対比で上昇したことに加え、OPECプラスによる協調減産の延長により7月のLPG供給量が引き続き限定的なことなどが上昇要因となった。一方、アジアの需要が弱いことによる需給緩和感が下押し要因となり上げ幅を抑えた。

欧米マーケット

相場週間平均:$241米国指標の情報はこちら(会員専用)
<米国>プロパン、ブタンともに上昇した。先週発表された米国プロパン在庫は前週比約326万8千バレル増の累計7,459万9千BBL(599万トン)となった。原油相場の上昇をフォローし堅調に推移した。一方、軟調なアジア価格の影響を受け、上げ幅は抑えられた。

<欧州>プロパンは上昇し、ブタンは横ばいだった。原油相場の上昇が支援材料となり相場を押し上げた。一方、気温の上昇などにより需要が弱いことが下押し要因となり上げ幅を抑えた。

アジアマーケット

プロパンは横ばい、ブタンは小幅に上昇した。原油相場の上昇が支援材料となり相場を押し上げた。一方、需給緩和感が下押し要因となり上げ幅を抑えた。

フレートマーケット

フレートは $28.357 で始まり、 $29.786 で週を終えた。
フレート相場は7月後半積みの成約数増加を受けた船腹需給の引き締まりが上昇要因となり、堅調に推移した。

バンカーマーケット

バンカー相場(LSMGO)は $355 で始まり、 $376 で週を終えた。

先物マーケット

【CPスワップ($/MT)】
8月 P/B=$ 343/$ 328
9月 P/B=$ 341/$ 329
10月 P/B=$ 343/$ 328

【MBスワップ($/MT)】
7月 P=$ 247
8月 P=$ 248
9月 P=$ 251

【価格推移】

サウジCP推移表

2020年7月CPは以下の通りです($/MT)。
プロパン$360 /MT(前月比+$10 )、ブタン$340 /MT(前月比+$10)
A/L (6月1日~30日平均、$35.286)の熱量換算比は、P: 124.4% (前月比-47.9%) 、B: 119.2% (前月比-45.5%)。
過去のCP推移はこちらをクリックしてください。

ANSI (旧 北海価格)・アルジェリア価格

7月の旧北海価格及びアルジェリア価格は、以下の通りです($/MT)。
ANSI (旧 北海価格)
プロパン: 252 ブタン: 307.5
アルジェリア価格
プロパン: 260 ブタン: 340