マーケットレポート(weekly)

<2019年3月11日>

【概要】

先週の原油先物相場は、BRENT、WTIともに小幅な値動きに留まった。(BRENT:+$0.07 WTI:-$0.52)
4月CP先物は$458 で始まり、$473 で取引を終えた。

【原油マーケット】

BRENT週間推移 : $ 65.67 → $ 65.74   WTI 週間推移:  $56.59  →  $ 56.07

マーケットの上げ材料は①2月のOPECの産油量が4年ぶりの低水準となったとの報②米ガソリン在庫が前週比420万バレル減、中間留分在庫が240万バレル減少③米国の制裁によるベネズエラとイランの供給逼迫懸念が広がったこと④米国内石油掘削リグ稼働数が前週比9基減の834基となったことなど。下げ材料は①EIA週報で米原油在庫が前週比710万バレル増となったこと②世界的な景気減速懸念と背景とする欧米株安の進行③中国の2月貿易統計と米国の2月雇用統計が鈍化したことを受け、米中両国の景気先行き懸念が広がったことなど。

【LPGマーケット】

中東マーケット

引き続きインド、東南アジアからの買い気の強さが相場を押し上げているが、プレーヤーは中東各社のアクセプタンスが出揃うのを待って様子見の姿勢をとっており、積極的な売り手は見えていない状況。

欧米マーケット

相場週間平均:$353
<米国>米国指標の情報はこちら(会員専用)
プロパン、ブタンともに値を下げた。先週発表された米国プロパン在庫は204万BBL減の累計5,137万BBL(413万トン)となった。ヒューストンでの断続的な霧の影響による出荷遅延は解消されてきている模様だが、今後も霧予報が出ており引き続き状況を注視したい。

<欧州>
プロパンは値を上げ、ブタンは値を下げた。暖かい気候による暖房需要の早期終焉が相場の下げ要因となった。一方、堅調な国内輸出需要、石化需要の高まりが上げ材料となり相場を押し上げた。

アジアマーケット

プロパン、ブタンともに値を上げた。東京で国際セミナーを開催しており、プレーヤーが少なく、取引閑散とした状況だった。米ガルフでの霧の発生が供給に影響を及ぼしており、プロパン単体の供給が引き締まったことが相場の上げ材料となった、

フレートマーケット

フレートは$27.714で始まり、$30.036 で週を終えた。東京でのセミナー期間で取引は鈍かったものの、船腹需給の逼迫を受けて相場は上昇した。

バンカーマーケット

バンカー相場は$436.00で始まり、$428.00 で週を終えた。

先物マーケット

【CPスワップ($/MT)】
4月 P/B=$ 473/$ 491
5月 P/B=$ 445/$ 455
6月 P/B=$ 433/$ 438

【MBスワップ($/MT)】
3月 P=$352
4月 P=$352
5月 P=$351

【価格推移】

サウジCP推移表

2019年3月CPは以下の通りです($/MT)。
プロパン$490/MT(前月比+$50)、ブタン$520/MT(前月比+$50)
A/L (2月1日~28日平均、$65.227)の熱量換算比は、P: 91.6% (前月比+1.9%) 、B: 98.6% (前月比+1.4%)。
過去のCP推移はこちらをクリックしてください。

ANSI (旧 北海価格)・アルジェリア価格

3月の旧北海価格及びアルジェリア価格は、以下の通りです($/MT)。
ANSI (旧 北海価格)
プロパン: 413.0 ブタン: 473.0
アルジェリア価格
プロパン: 420.0 ブタン: 490.0