マーケットレポート(weekly)

<2021年1月18日>

【概要】

先週の原油先物相場は、BRENT、WTIともに小幅な値動きに留まった。(BRENT −$0.56 WTI +$0.11 )
2月CP先物は $605 で始まり、 $620 で取引を終えた。

【原油マーケット】

BRENT週間推移 : $55.66 → $55.10 WTI週間推移 : $52.25 → $52.36

マーケットの上昇材料は①米バイデン次期政権が公約する大型財政出動への期待感②EIA週報で米原油在庫が前週比320万バレル減少③中国の2020年原油輸入が5億4,239万トン(前年比7.3%増)と過去最高を記録し、新型コロナウイルスの流行にもかかわらず旺盛な需要が示されたことなど。一方、下落材料は①感染力の高い新型コロナウイルスの変異種の世界的な感染拡大に伴う経済活動規制強化の動き②中国での規制強化の動きを受けたエネルギー需要鈍化懸念③米国の経済指標の悪化など。

【LPGマーケット】

中東マーケット

アジアでの冬季暖房需要の増加が上昇要因となり堅調に推移した。

欧米マーケット

相場週間平均:$468米国指標の情報はこちら(会員専用)
<米国>プロパン、ブタンともに上昇した。先週発表された米国プロパン在庫は前週比673万バレル減の累計6,604万8千BBL(531万トン)となった。輸出堅調と厳しい寒さによる国内需要増加が牽引し米プロパン在庫が取り崩しとなったことが上昇要因となり、相場を押し上げた。

<欧州>プロパンは上昇し、ブタンは下落した。プロパンは、米国からの供給量が少ない状況に加え、低い気温のため暖房需要が増加し、需給が引き締まったことが上昇要因となった。一方、ブタンは、都市封鎖により燃料需要や石化需要が低調なことが下落要因となり軟調に推移した。

アジアマーケット

プロパン、ブタンともに下落した。売り手の増加により需給が緩和したことが下押し要因となり相場を押し下げた。一方、パナマ運河混雑の継続に加え、寒波に伴う電力需給ひっ迫からLNG不足となり、日韓でLPG需要が喚起されたことが支援材料となり相場を下支えした。

フレートマーケット

フレートは $119.429 で始まり、 $102.857 で週を終えた。
船腹需給の緩和を受けて下落した。一方、パナマ運河混雑が常態化し、改善が見られないことが下支え要因となった。

バンカーマーケット

バンカー相場(LSMGO)は $460 で始まり、 $471 で週を終えた。

先物マーケット

【CPスワップ($/MT)】
2月 P/B=$ 620/$ 580
3月 P/B=$ 596/$ 571
4月 P/B=$ 533/$ 516

【MBスワップ($/MT)】
1月 P=$ 507
2月 P=$ 474
3月 P=$ 437

【価格推移】

サウジCP推移表

2021年1月CPは以下の通りです($/MT)。
プロパン$550/MT(前月比+$100)、ブタン$530/MT(前月比+$70)
A/L (12月1日~31日平均、$49.407)の熱量換算比は、P: 135.8%(前月比+8.8%) 、B: 132.7%(前月比+1.1%)。
過去のCP推移はこちらをクリックしてください。

ANSI (旧 北海価格)・アルジェリア価格

1月の旧北海価格及びアルジェリア価格は、以下の通りです($/MT)。
ANSI (旧 北海価格)
プロパン: 460.5 ブタン: 426
アルジェリア価格
プロパン: 485 ブタン: 490