マーケットレポート(weekly)

<2019年3月18日>

【概要】

先週の原油先物相場は、BRENT、WTIともに上昇した。(BRENT:+$0.58 WTI:+$1.79)
4月CP先物は$ 478 で始まり、$ 503 で取引を終えた。

【原油マーケット】

BRENT週間推移 : $ 66.58 → $ 67.16   WTI 週間推移:  $56.79  →  $ 58.52

マーケットの上げ材料は①サウジアラビアが協調減産を継続する方針を示したこと②サウジが3、4月の産油量を抑える計画を表明③EIA週報での米原油在庫の前週比390万バレル減少④EIAが2019年と2020年の米原油生産見通しをそれぞれ下方修正⑤ベネズエラでの停電による原油輸出への影響⑥OPECの2月の産油量が減少(前月比0.7%減の日量3,054万9,000バレル)したとの報など。下げ材料は①米国内の増産懸念②2月の米鉱工業生産指数が軟調③週後半に年初来高値を付けた影響による利益確定売りなど。

【LPGマーケット】

中東マーケット

中東とインドからの堅調な需要に加え、減産によりLPG供給が逼迫していることが引き続き支援材料となっている。サウジアラムコが4月積みアクセプタンスを顧客に通達し、一部のカーゴが減産の影響によって希望よりも遅れて返された模様。中東各社のアクセプタンスが出揃い、今後取引活発化する見込み。

欧米マーケット

相場週間平均:$355
<米国>米国指標の情報はこちら(会員専用)
プロパン、ブタンともに値を下げた。先週発表された米国プロパン在庫は121万2千BBL減の累計5,015万9千BBL(403万トン)となった。EIA週報で米原油在庫が減少したことが支援材料となったが、米ガルフ/極東(パナマ経由)のスポットフレート相場の急伸を受けて下落した。

<欧州>
プロパンは値を下げ、ブタンは値を上げた。プロパンは暖房需要の弱さを受けて値を下げた。ブタンはガソリンブレンド需要の高まりによって値を上げた。

アジアマーケット

プロパン、ブタンともに買い気の高まりを受けて値を上げた。米国で再び霧が出たことによる荷積み遅延が原因で貨物が不足し、プロパンカーゴの供給が逼迫したことが相場の支援材料となった。

フレートマーケット

フレートは$30.107 で始まり、$34.500 で週を終えた。傭船需要の回復が相場を押し上げた。

バンカーマーケット

バンカー相場は$432.75 で始まり、$430.00 で週を終えた。

先物マーケット

【CPスワップ($/MT)】
4月 P/B=$ 491/$ 509
5月 P/B=$ 458/$ 468
6月 P/B=$ 446/$ 451

【MBスワップ($/MT)】
3月 P=$362
4月 P=$363
5月 P=$363

【価格推移】

サウジCP推移表

2019年3月CPは以下の通りです($/MT)。
プロパン$490/MT(前月比+$50)、ブタン$520/MT(前月比+$50)
A/L (2月1日~28日平均、$65.227)の熱量換算比は、P: 91.6% (前月比+1.9%) 、B: 98.6% (前月比+1.4%)。
過去のCP推移はこちらをクリックしてください。

ANSI (旧 北海価格)・アルジェリア価格

3月の旧北海価格及びアルジェリア価格は、以下の通りです($/MT)。
ANSI (旧 北海価格)
プロパン: 413.0 ブタン: 473.0
アルジェリア価格
プロパン: 420.0 ブタン: 490.0