<2026年4月6日>
【原油マーケット】
| (/bbl) | 週初 | 週終 | +/- | |
|---|---|---|---|---|
| BRENT | $112.78 | $109.03 | -$3.75 | ↓ |
| AL | $115.07 | $118.80 | $3.73 | ↑ |
| WTI | $102.88 | $111.54 | $8.66 | ↑ |
↑3月30日、トランプ米大統領はイランとの停戦合意が早期に終わらず、ホルムズ海峡の封鎖が直ちに解除されなければ、「イランのすべての発電所、油田、イランの主要原油積み出し拠点カーグ島を破壊する」と表明。
↑3月31日、トランプ米大統領はホルムズ海峡のイランによる事実上の封鎖で影響を受けている国々に対し、自力で石油を調達するよう要求し、「自力で戦うすべを学び始める必要がある。米国はもう助けには行かない」とSNSで表明した。連日の同氏による発言によって中東情勢の先行き懸念が高まり、原油価格は続伸。
↓4月1日、イランのペゼシュキアン大統領が戦闘の終結に向け「必要な意思を持っている」と表明したとイラン国営メディアが報道。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルからも、トランプ米大統領が側近に対し、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の封鎖状態が続く状況でも対イラン軍事作戦を終える用意があると伝えたとする報道があり、4営業日ぶりの反落となった。
↑4月2日、昨日は一時停戦への可能性が見えていたものの、トランプ米大統領は国民に向けた演説で「今後2、3週間で徹底的に(イランを)攻撃するつもりだ」と明言。イラン軍中央司令部報道官は、トランプ氏の演説後の声明で「(米イスラエルが)後悔して屈服するまで戦う」と警告し、中東情勢が一段と悪化。原油高が当面継続するとの見方を受けて原油相場は再度高騰。
※4月3日はマーケット休場のため前日値横置き
【LPGマーケット】
| (/MT) | 限月 | 週初 | 週終 | +/- | |
|---|---|---|---|---|---|
| CP先物 P | 5月 | $657.46 | $680.65 | $23.19 | ↑ |
| CP先物 B | 5月 | $657.46 | $705.65 | $48.19 | ↑ |
| 米国先物 P | 4月 | $439.59 | $384.89 | -$54.71 | ↓ |
中東マーケット
↑プロパン・ブタン共に上昇
↑ホルムズ海峡封鎖は継続され、中東情勢は依然として不安定な状態が続いており、4月CPは前月対比プロパン+$205/ブタン+$260と大幅に引き上げられた。
特に中東依存度が高いインドでは在庫不足が深刻化しており、他燃料への切り替えや節約を政府が呼び掛けている。
米国マーケット
相場週間平均:$384.89米国指標の情報はこちら(会員専用)
↓プロパン・ブタン共に下落。
↓先週のEIA全米在庫統計(プロパン)は前週比+4.06million BBLであり、主な要因は3月に発生したターミナルの設備不良による遅延と、比較的温暖な気候による内需の減少と想定されている。
在庫の積み上がりが市場の予測を超えており、中東情勢が不安定な中での価格押し下げ圧力として働いた。
欧州マーケット
↓プロパン・ブタン共に下落。
↓連日の高値による買い控えでヨーロッパにおける全体的な市場の動きが鈍っており、緊張緩和を期待した様子見の見方が広がっている。昨年3月の米国からのLPG輸入量約800,000MTと比較して、2026年度3月は約500,000MTまで減少する見込み。
アジアマーケット
↓プロパン・ブタン共に下落。
↓米国/イスラエル双方から停戦の可能性を示す報道があったことで下落したが、翌日の戦争継続する内容の報道が上昇圧力となり反転。アジア取引時間内での原油安や、米国出荷設備不良が回復してきていることなどが下げ要因となり週終には週初対比約▲$50程度となった。アジア全域においてブタンのタイト感が特に増しており、ブタン相場はプロパンに対して約$100割高に推移している。
フレート、バンカーマーケット
| (/MT) | 週初 | 週終 | +/- | ||
|---|---|---|---|---|---|
| フレート | 中東-日本 | $117.75 | $114.75 | -$3.00 | ↓ |
| バンカー | LSMGO | $1,895.00 | $2,100.00 | $205.00 | ↑ |
フレートマーケット
中東情勢の不透明な環境は継続しており、中東寄港を予定していた船は米国へ向かい、船腹余剰感こそあるものの、米国成約数4月50件・5月15件と、3月の38件を大きく上回るペースでその余剰感を吸収しマーケットは底固く推移。 先週時点ではTarga・Enterpriseでの荷役遅延の影響で成約減少も想定されたが、米高在庫とTargaの復旧、及び原油高と強い極東需要に支えられるFEIも作用し、引き続き堅調な米国-極東マージンによって船は底固いマーケットにて推移すると想定。
※4月3日はマーケット休場のため前日値横置き
6日時点における5月AEフレート想定値は、P 20,000円/t、B 18,300円/t。
バンカーマーケット
バンカー相場(LSMGO)は $$1,895.00で始まり、 $2,100.00で週を終えた。
先物マーケット
| (/MT) | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 |
|---|---|---|---|---|
| CP先物 P | $750.00 | $682.00 | $649.00 | $626.00 |
| CP先物 B | $800.00 | $705.00 | $671.00 | $641.00 |
| 米国先物 P | $384.89 | $397.91 | $401.82 | $403.12 |
【価格推移】
サウジCP推移表
2026年4月CPは以下の通りです($/MT)。
プロパン$750/MT(前月比+$205)、ブタン$800/MT(前月比+$260)
A/L (3月1日~31日平均、$126.286)の熱量換算比は、P: 72.4% (前月比-24.5%) 、B: 78.3% (前月比-19.1%)。
過去のCP推移はこちらをクリックしてください。


