<2026年2月16日>
【原油マーケット】
| (/bbl) | 週初 | 週終 | +/- | |
|---|---|---|---|---|
| BRENT | $69.04 | $67.75 | -$1.29 | ↓ |
| AL | $67.08 | $67.15 | $0.06 | ↑ |
| WTI | $64.36 | $62.89 | -$1.47 | ↓ |
↑米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは10日、米政府当局者が、イランへの圧力強化を目的に、イラン産原油を輸送するタンカーの拿捕(だほ)を検討していると報じた。一方、トランプ米大統領は同日、米メディアのインタビューで、2隻目の空母の中東派遣を検討中だと表明した。イラン情勢を巡っては、米国とイランがイラン核開発問題に関する高官協議を前週開き、交渉継続で一致。第2回協議が来週開催されるとの見通しが示されているものの、両国間の緊張を背景とした地政学的リスクへの警戒感は依然として強く、朝方から午前にかけて原油は買い進まれ、相場を押し上げた。
↓IEAは12日に発表した月次報告で、2026年の世界の石油需要見通しを日量85万バレル増とし、前月の見通しから下方修正した。IEAはその上で、1月の北米における寒波の影響で供給が落ち込んだにも関わらず、大幅な供給過剰が続くとした。これを受けて、需給の緩みに対する警戒感が強まり、原油が売りが先行。
↓また、トランプ米大統領は11日、イスラエルのネタニヤフ首相とホワイトハウスで会談し、イランの核問題などについて協議。トランプ氏はネタニヤフ氏に、核保有阻止に向けたイランとの交渉を継続すると伝えた。米国とイランの交渉継続がひとまず確認されたことで、地政学的リスクの高まりを巡る懸念が後退し、原油の売りにつながった。
【LPGマーケット】
| (/MT) | 限月 | 週初 | 週終 | +/- | |
|---|---|---|---|---|---|
| CP先物 P | 3月 | $538.04 | $524.76 | -$13.27 | ↓ |
| CP先物 B | 3月 | $529.04 | $514.76 | -$14.27 | ↓ |
| 米国先物 P | 2月 | $320.42 | $310.32 | -$10.09 | ↓ |
中東マーケット
↓プロパン・ブタン共に下落。
↓足元ではフレート高の市況と冬季需要の落ち着きが重なり、中東スポット商戦において買い意欲は活発とは言えず、供給余剰感が聞かれている。
米国マーケット
相場週間平均:$310.32米国指標の情報はこちら(会員専用)
↓プロパン・ブタン共に下落。
↓先週のEIA全米在庫統計は、事前予想4.15mil bblの取り崩しに対して5.45mil bblの取り崩しとなり、在庫量は77.3mil bbl。予想以上の取り崩しとなるも、過去5年の同時期平均対比+36%の水準となり、依然として高在庫が継続していること、また先週はロンドンIEウィーク期間により現物商談も活発ではなく、価格下落要因となった。
欧州マーケット
↓プロパン・ブタン共に下落。
↓欧州市場についても、3月以降の商談に移行しており、極東需要の影響で3月1Hは供給タイト感が醸成されているものの、IEウィーク期間により市場参加者は少ない影響で具体的な商談は聞こえておらず、週末にかけて市況価格は下落。
アジアマーケット
↓プロパン・ブタン共に下落。
↓中国勢による春節前購入テンダーが複数発表されたが、極東のLPG市場は引き続き堅調なムードを保っており、多くの売り手が様子見姿勢を取る結果となった為、テンダー自体のキャンセルも複数件聞かれた。
原油価格下落により、極東価格についても下落基調ではあったものの、4月以降の商談も強い地合いが継続する見方もあり、春節後の各プレイヤーの動きに注目する必要がある。
フレート、バンカーマーケット
| (/MT) | 週初 | 週終 | +/- | ||
|---|---|---|---|---|---|
| フレート | 中東-日本 | $100.00 | $93.33 | -$6.67 | ↓ |
| バンカー | LSMGO | $669.75 | $663.00 | -$6.75 | ↓ |
フレートマーケット
Adnocが11日に3 月積みのアクセプタンスを発表したものの、ロンドン IE ウィークや東京の祝日、中国の春節を控えてプレーヤーが少なく、市場の動きは鈍く、成約も限定的であった。急上昇したマーケットに対し、上がり過ぎではないかと下落を懸念する船主もおり、先週末時点の最終中東船成約は95ドル/mt。米国については、アーブは維持されているものの、一定数の船が確認できており、用船者側は急いで成約する状況ではなく、市況感はフラット。船腹供給量はカーゴ数に対して、米国はバランス、中東はややショートの状態。アーブ経済性が維持される限り、フレートが大きく下落する可能性は低いと考える。
2月16日時点における3月AEフレート想定値は、P 12,200円/t、B 10,500円/t。
バンカーマーケット
バンカー相場(LSMGO)は $669.75で始まり、 $663.00で週を終えた。
先物マーケット
| (/MT) | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 |
|---|---|---|---|---|
| CP先物 P | $545.00 | $524.76 | $510.00 | $496.50 |
| CP先物 B | $540.00 | $514.76 | $500.00 | $486.00 |
| 米国先物 P | $310.32 | $319.76 | $323.02 | $323.67 |
【価格推移】
サウジCP推移表
2026年2月CPは以下の通りです($/MT)。
プロパン$545/MT(前月比+$20)、ブタン$540/MT(前月比+$20)
A/L (1月1日~31日平均、$62.669)の熱量換算比は、P: 106.1% (前月比+4.6%) 、B: 106.6% (前月比+4.6%)。
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