<2026年2月2日>
【原油マーケット】
| (/bbl) | 週初 | 週終 | +/- | |
|---|---|---|---|---|
| BRENT | $65.59 | $70.69 | $5.10 | ↑ |
| AL | $64.15 | $66.94 | $2.79 | ↑ |
| WTI | $60.63 | $65.21 | $4.58 | ↑ |
↑トランプ米大統領は28日、SNSへの投稿で改めてイラン攻撃の可能性を警告し、核開発制限に向け新たな合意の早期締結に応じるよう要求。米国は現在、米空母「エーブラハム・リンカーン」を中心とする空母打撃群を中東地域に派遣し、戦闘態勢を強化している。米国が再攻撃に踏み切れば、イランが周辺国に攻撃を与えるなど、日量約2,000万バレルの原油・石油製品が通過するホルムズ海峡の封鎖に波及するかもしれないとの警戒感が台頭。石油輸出国機構(OPEC)第3位の主要産油国であるイランの供給混乱懸念が広がる中、原油相場が強含んだ。
↑米国の景気や経済政策の先行きに不透明感が広がる中、ドルは対ユーロで下落基調が続いており、ドル建てで取引される原油の割安感を意識した買いも入りやすく、相場を支えた。
↑米エネルギー情報局(EIA)が28日に公表した週間在庫統計では、原油在庫が市場予想に反して前週比230万バレルの取り崩しとなり、これを受け、短期的に需給が逼迫する可能性が意識され、原油買いが後押しされた。
↓カザフスタンのエネルギー省は26日、火災の影響で1月18日に停止していた同国最大のテンギス油田が生産を再開する見通しだと発表した。これを受けて、過度の供給不安が和らいだことで原油相場が圧迫された局面もあった。
【LPGマーケット】
| (/MT) | 限月 | 週初 | 週終 | +/- | |
|---|---|---|---|---|---|
| CP先物 P | 2月 | $537.25 | $545.00 | $7.75 | ↑ |
| CP先物 B | 2月 | $527.25 | $540.00 | $12.75 | ↑ |
| 米国先物 P | 1月 | $337.02 | $341.26 | $4.23 | ↑ |
中東マーケット
↑プロパン・ブタン共に上昇。
↑サウジアラムコより2月CP価格がプロパン$545/MT(前月対比+$20/MT)、ブタン$540/MT(前月対比+$20/MT)で発表され、事前のマーケット予想よりも割高の水準で発表されたことから、中東商圏での需給バランスタイト化が意識された。インド・中国勢からの引き合いは継続しており、原油価格の上昇も相俟って市況がサポートされた。
米国マーケット
相場週間平均:$341.26米国指標の情報はこちら(会員専用)
↑プロパン・ブタン共に上昇。
↑米国寒波影響が継続しており、内需の高まりからMBが継続上昇。先週のEIA全米在庫統計は事前予想2.8mil bblの取り崩しに対して4.67mil bblの取り崩しで発表され、内需の強さが統計からも確認された。(在庫量は88.95mil bblにて、過去5年の同時期平均対比+44%の水準)
欧州マーケット
↑プロパン・ブタン共に上昇。
↑冬季民生向け極東需要が継続して堅調な中で極東からの引き合いが強く、米国品が欧州に流れにくい環境が続いており、欧州での寒波影響もある中でプロパン、ブタンともに需給バランスがタイト化。
アジアマーケット
↑プロパン・ブタン共に上昇。
↑米国積み地での霧影響による出荷遅延、米国/欧州寒波到来によって需給がタイト化する懸念あり、極東市況は強い地合いが継続していたものの、週後半からは一転して調達必須のプレイヤーが整理されつつあり、今後の動向を要注視。
フレート、バンカーマーケット
| (/MT) | 週初 | 週終 | +/- | ||
|---|---|---|---|---|---|
| フレート | 中東-日本 | $77.08 | $87.67 | $10.58 | ↑ |
| バンカー | LSMGO | $663.50 | $681.25 | $17.75 | ↑ |
フレートマーケット
イランのホルムズ海峡海軍演習による警報に伴い、中東情勢不安からフレート市況は急速に上昇し、成約が相次いだことで船供給がタイト化。やや成約が進みすぎているため、この先も市況が上昇し続けることは想定しづらいものの、冬季民生向け極東需要が継続堅調の中で、今後もフレート市況は下支えされやすい環境が続くか。また、米国積みにおける船の引き合いが強く、中東対比米国積みの船販売にプレミアムが付く環境下、船主は米国に船を積極的に仕向けようとするため、情勢悪化も踏まえて中東での船供給も減少し、両地域共に底堅い市況が続く可能性が高い。
2月2日時点における3月AEフレート想定値は、P 11,700円/t、B 10,100円/t。
バンカーマーケット
バンカー相場(LSMGO)は $663.50で始まり、 $681.25で週を終えた。
先物マーケット
| (/MT) | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 |
|---|---|---|---|---|
| CP先物 P | $545.00 | $536.00 | $523.00 | $511.00 |
| CP先物 B | $540.00 | $525.00 | $511.00 | $499.00 |
| 米国先物 P | $339.74 | $344.95 | $340.42 | $340.42 |
【価格推移】
サウジCP推移表
2026年1月CPは以下の通りです($/MT)。
プロパン$525/MT(前月比+$30)、ブタン$520/MT(前月比+$35)
A/L (12月1日~31日平均、$63.066)の熱量換算比は、P: 101.5% (前月比+10.9%) 、B: 102.0% (前月比+12.0%)。
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