調達の多様化

アストモスでは、海外からの供給の不確実性への対応として、調達の多様化、多角化にいち早く着手しております。
また、そのために必須となる自社船団の拡充にも積極的に取り組んでおり、これらの活動が、LPガス調達におけるエネルギーセキュリティの向上へとつながります。

多様化・多角化した調達で安定供給を実現

従来、わが国のLPガス調達は中東に依存していましたが、現在では米国からの調達が全体の約15%を占めています。当社では、米国はもちろんのこと、豪州や東ティモールといった、チョークポイント※を通らないエリアからの調達や、アンゴラ、カナダ等その他地域の開発も進めています。

資源エネルギー庁が用いているセキュリティインデックスによる評価では、当社の調達は日本全体のLPガス調達と比較して、約30%リスクが低い水準にあります。

※チョークポイント:スエズ運河やホルムズ海峡等、重要な航路が収束している地域であり、地政学リスクが高い。

2014年 わが国の国別輸入割合
(セキュリティインデックス指数:0.137)

2014年 わが国の国別輸入割合

2014年 アストモスの国別輸入割合
(セキュリティインデックス指数:0.096)

2014年 アストモスの国別輸入割合

※出典:日本LPガス協会「供給輸入量統計」

世界最大級の自社船団を保有し最適な調達・調整をサポート

新造船建造では、造船所⇒船会社⇒アストモスという強固なバリューチェーンを確立し、コスト競争力強化や造船技術の継承/発展に取り組んでいます。

また、2015年~2017年の期間に予定されている、VLGC(Very Large Gas Carrier、大型冷凍式LPガス船)新造船を含めた建造11隻中、7隻(64%)に関与しており、定期用船においては、日本船会社保有のVLGC45隻中、21隻(46.7%)に関与しています。

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グローバルネットワーク

中東、北米をはじめ、豪州、東ティモール、そしてアンゴラ等におよぶ調達の多様化、パナマ運河拡幅を見据えた輸送対応、そしてヨーロッパやアジアにおけるさらなるフロー拡大(三国間貿易)等を通じ、世界最大級のLPガス取扱事業者として、国際市場におけるプレゼンスを発揮してまいります。

ロンドン支店

03欧州全域はもちろん、北米、南米、アフリカ地域の拠点として、調達、販売、トレーディングを行っています。

シンガポール支店

02アジア、オーストラリア向けの販売とトレーディングの拠点として、シンガポール支店を構えています。

中東事務所

01産ガス国との関係づくりおよび情報収集の拠点として、アブダビに事務所を構えています。

東京本社

毎年3月、産ガス国を始めとした海外のお取引先様を招き、300名規模のレセプションを開催し、アストモスの中期的な取り組みを説明しております。

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保有船

2016年4月現在

保有形態 船名 船型(千m³) 造船所 竣工
自社保有 1 PACIFIC CENTURY 78 三菱重工 1991
2 GAS DIANA 78 三菱重工 2000
3 GAS TAURUS 78 三菱重工 2001
4 GAS CAPRICORN 78 三菱重工 2003
5 ASTOMOS EARTH 83 三菱重工 2012
6 ASTOMOS VENUS 83 三菱重工 2016
定期用船 7 SUNNY GREEN 78 三菱重工 1992
8 ENERGY ORPHEUS 78 三菱重工 1993
9 LAVENDER PASSAGE 78 三菱重工 1996
10 TOYOSU MARU 78 三菱重工 1997
11 LINDEN PRIDE 78 三菱重工 2001
12 LETO PROVIDENCE 78 三菱重工 2003
13 LYCASTE PEACE 78 三菱重工 2003
14 CRYSTAL MARINE 80 川崎重工 2003
15 KODAIJI SAN 82 現代重工 2003
16 LOTUS GAS 80 川崎重工 2008
17 LUCINA PROVIDENCE 78 三菱重工 2008
18 SAKURA GAS 83 三菱重工 2013
19 NADESHIKO GAS 80 川崎重工 2013
20 LEGEND PROSPERITY 83 三菱重工 2016
21 SUMIRE GAS 82 川崎重工 2016