CP価格

2月27日に3月のARAMCO価格が発表されましたので次の通りご報告致します。

3月CP
プロパン $ 490/MT(前月比+$50)
ブタン  $ 520/MT(前月比+$50)

アラビアンライト原油の2月1日~28日の平均価格は$65.227/BBLです。
尚、3月CPのアラビアンライト原油熱量換算比は、プロパンで91.6% 、ブタンで98.6%となっております。

過去のCP推移はこちらをクリックしてください。

CP決定の背景

原油先物価格の推移

上旬:BRENT : $62.75 ⇒ $62.42 WTI : $55.26 ⇒ $53.10
上昇要因:①1月のOPEC産油量が前月対比日量89万バレル減と2年ぶりの大幅な減少など。
下落要因:世界的な景気減速懸念②リビア最大のシャララ油田が操業再開する可能性③米イリノイ州の製油所の火災で原油精製作業が停止し、国内の原油在庫がだぶつく懸念など。

中旬:BRENT : BRENT : $62.42 ⇒ $67.07 WTI : $53.10 ⇒ $56.96
上昇要因:①米中通商協議の進展期待②サウジアラビアが3月に一段の減産を行う方針を表明③サウジのサファニヤ沖合油田での一部操業停止など。
下落要因:①EIA週報で米原油在庫が前週比360万バレル増など。

下旬: BRENT : $67.07 ⇒ $66.03  WTI : $56.96 ⇒ $57.22
上昇要因:①OPEC主導の協調減産による需給引き締まりへの期待②米中通商協議の進展期待③米ガソリン在庫(前週比150万バレル減)と中間留分(150万バレル減)の減少④OPECが年末まで協調減産を継続するとの報⑤米国内総生産(GDP)統計が良好だったことなど。
下落要因:①米中通商協議をめぐる先行き不透明感②米国内産油量が日量1,200万バレルと記録的な水準③トランプ米大統領によるOPECへのけん制発言④中国とインドの経済指標が低水準など。

 

CP先物価格の推移

上旬: CP $436 ⇒ $430
月初は旧正月で休暇中のプレーヤーが多く、マーケットは取引閑散とした状況だった。原油相場の下落に釣られたことに加え、米国産プロパンの潤沢な供給が相場の重しとなった。

中旬: CP $430 ⇒ $468
原油相場の上昇に加え、中東ではインドとインドネシアからの旺盛な需要が聞かれており、堅調に推移した。

下旬: CP $468 ⇒ $477
堅調な買い気と需給逼迫感を受けて相場は堅調に推移した。

 

3月CP、2月米国価格指標

2月27日(水)に発表された3月CPはプロパンが$490、ブタンが$520となった。
原油相場の上昇に釣られたことに加え、中東産カーゴに対する堅調な買い意欲が継続しており、特にインドと東南アジアからの旺盛な需要が聞かれていることが3月CPを引き上げる要因となった模様。

2月米国プロパンは$348と前月対比$5上昇、米国ブタンは$381と前月対比$16上昇した。月初から月半ばにかけてヒューストンでの断続的な霧の影響で積み出しが停滞し、国内在庫がだぶついたことが相場の重しとなった。一方、原油相場の上昇の影響を受けたことに加え、寒波の影響で米国内需要が昨年比25%上回る水準となったこと、米プロパン在庫の取り崩し、ブタンの堅調な輸出需要が上げ要因となり、相場を押し上げた。

今後のマーケットの見通し

3月のLPGマーケットは中東に於いて引き続きインド、中国、インドネシア、台湾からの引き合い強く、堅調に推移すると見込まれる。また、インド、東南アジアからのブタン付きカーゴの買い意欲が旺盛なことから、今後もブタン高の状況が続くと見込まれる。寒気のピークを過ぎ、需要期の終わりに向かっていることから今後は緩やかに推移する見込み。欧州でも温暖な気候が広がっており暖房需要が低下している。また、ここのところ米国で断続的な霧の影響により出荷が停滞していたが、霧が解消され始めたため今後米国出しプロパンの供給が増加する可能性があり状況を注視したい。