CP価格

3月30日に4月のARAMCO価格が発表されましたので次の通りご報告致します。

4月CP
プロパン $ 430/MT(前月比-$50)
ブタン  $ 490/MT(前月比-$110)

アラビアンライト原油の3月1日~31日の平均価格は$51.581/BBLです。
尚、4月CPのアラビアンライト原油熱量換算比は、プロパンで101.7%、ブタンで117.5%となっております。

過去のCP推移はこちらをクリックしてください。

CP決定の背景

原油先物価格の推移

上旬: BRENT : $56.36 ⇒ $51.37     WTI : $53.83 ⇒ $48.49
OPECが減産を実施して以降、米国内の石油掘削リグ稼動数が毎週堅調に伸び始め、それに伴い米国内の原油在庫も大きく上昇したことが嫌気され、数ヶ月間安定して推移していた原油相場は大きく下落した。

中旬: BRENT : $51.37 ⇒ $50.96     WTI : $48.49 ⇒ $47.34
米国の原油在庫が約5億3000万バレルと過去最高を記録しており、OPECの減産が供給過剰を解決するには不十分であるとの見方がさらに広がり、上旬に引き続き更に値を下げた。しかし、一部プレイヤーからはOPECの減産が延長される可能性があるとの期待感が高まり、下げ幅は抑えられた。

下旬: BRENT : $50.96 ⇒ $52.83     WTI : $47.34 ⇒ $50.60
連日の相場下落を受けて一部のプレイヤーから買い戻しが入ったことに加えて、イラン石油相が6月で終了するOPEC及び非OPECとの協調減産が1年間延長される可能性があると発言し、相場は反発。更にリビアの油田が武装勢力により襲撃され、供給が停止したことも相場の上昇要因となった。

 

4月CP先物価格の推移

上旬:CP先物 :$413 ⇒ $433
各社東京のLPGセミナーに参加していたことから、目立った動きを見せるプレイヤーは少なく、マーケットは閑散。しかし、一部プレイヤーの在庫がショートしたためか、比較的高値の買い唱えが提示されたことから相場は上げ基調で推移した。

中旬:CP先物 :$433 ⇒ $428
需要期の終わりを向かえ、流動性の乏しいマーケットが継続。更に各社アクセプタンスの発表を待っていたことも後押しし、市場は閑散としていた。

下旬:CP先物 :$428 ⇒ $435
堅調な買い気から相場は上昇。4月後半で買い唱えが聞かれていた。また、アラムコのアクセプタンスが発表され、一部が1~3週間前後の遅れで返答された。一部プレイヤーよりブタンを含むカーゴに対する販売意欲が聞かれ始めたことからプロパンとブタンの格差は大きく縮小した。

 

4月CPについて

3月下旬に実施されたCPヒヤリングではプロパン$415~$435、ブタンはそれよりも$45~$75高い水準が聞かれており、3月30日に発表された4月CPはプロパンは$430、ブタンは$490となった。需要期が終わりを向かえ、極東での取引流動性が低下したことからプロパン、ブタンともに下落した。これに加え、一部のプレーヤーからブタンに対する販売意欲が聞かれ始め、CPのプロパンとブタンの格差は$60まで縮小した。

今後のマーケットの見通し

不需要期に突入するため、今後マーケットの動きが鈍化すると見込まれることから、LPG価格は値を下げると考えられる。一方で、原油相場がまた上昇の兆しを見せ始めていることや、石化勢の動きが活発になっていることなど、足元では複数の上昇要因も見え始めている。