CP価格

11月30日に12月のARAMCO価格が発表されましたので次の通りご報告致します。

12月CP
プロパン $ 590/MT(前月比+$15)
ブタン  $ 570/MT(前月比-$10)

アラビアンライト原油の11月1日~30日の平均価格は$61.420/BBLです。
尚、12月CPのアラビアンライト原油熱量換算比は、プロパンで117.2%、ブタンで114.8%となっております。

過去のCP推移はこちらをクリックしてください。

CP決定の背景

原油先物価格の推移

上旬: BRENT : $60.49 ⇒ $63.52     WTI : $54.30 ⇒ $56.74
上昇要因:①OPEC,サウジの減産延長実施観測②サウジの王族拘束に伴う同国内の情勢不安など。
下落要因:①利益確定の売り②米国在庫の増加(220万BBL)など。

中旬: BRENT : $63.52 ⇒ $62.57    WTI : $56.74 ⇒ $56.83
上昇要因:①OPEC,サウジの減産延長実施観測②サウジの王族拘束に伴う同国内の情勢不安③サウスダコタ州でのパイプラインの原油流出による操業停止④OPECが協調減産を延長する見方など。
下落要因:①米国シェール増産観測(米国の産油量が日量964万BBLまで到達)②利益確定の売りなど。

下旬: BRENT : $62.57 ⇒ $63.57     WTI : $56.83 ⇒ $57.40
上昇要因:①米パイプライン流出に伴う供給不安②米国原油在庫の減少(前週比340万バレル)③OPECの協調減産の延長の決定など。
下落要因:①原油流出が起きたパイプラインの再稼働②OPECの協調減産期待の後退(OPEC総会開催前)など。

 

11月CP先物価格の推移

上旬:CP先物 :$562 ⇒ $577
原油相場、LPG相場の値動きが激しかったため、積極的に動きを見せるプレーヤーは少ない状況だった。プロパンの供給が少ない中、プロパンへの購入意欲が高まったため、プロパンはブタンよりも値を上げた。

中旬:CP先物 :$577 ⇒ $584
プロパンへの購入意欲が高まる中、供給が少なく、プロパンとブタンの価格差は$20まで拡大した。インド勢は既に需要を満たしていたため、中国勢からの買い気により支えられた模様。

下旬:CP先物 :$584 ⇒ $579
12月商戦はこれ以上盛り上がらないと見込んだプレイヤーが多数見られたが、月末になるとトレーダー勢が中心となり多数の買い唱えが提示され、相場は引き続き上昇した。

 

12月CP、11月MBについて

12月CPのヒヤリングでは、各社プロパンは$590~$595 、ブタンはそれよりも$5~$20ほど安い価格で返答し、概ね各社の予想どおりとなった。特にプロパンに対する買い気が高い状況が継続していたため、プロパンはブタンよりも高い値付けとなった。

11月MBは大きく上昇。米国内の暖房用需要の高まりや輸出量の増加に伴い、在庫が減少した結果、MB相場は値を上げた。

今後のマーケットの見通し

需要期のため、相場は上昇傾向で推移する見込み。OPEC総会で協調減産の延長が決定したことから、昨年同様、市場に流通するLPGの数量が少なくなる可能性がある。原油相場は今後上昇傾向だが、米国からの原油生産が大幅に増える可能性があるため、相場の上げ幅は注視する必要がある。