CP価格

5月31日に6月のARAMCO価格が発表されましたので次の通りご報告致します。

6月CP
プロパン $ 385/MT(前月比$0)
ブタン  $ 390/MT(前月比$0)

アラビアンライト原油の5月1日~31日の平均価格は$50.141/BBLです。
尚、5月CPのアラビアンライト原油熱量換算比は、プロパンで93.7%、ブタンで96.2%となっております。

過去のCP推移はこちらをクリックしてください。

CP決定の背景

原油先物価格の推移

上旬: BRENT : $51.52 ⇒ $50.22     WTI : $48.84 ⇒ $47.33
上昇要因:①EIA週報による米原油在庫が前週比90万バレル減少の報など。
下落要因:①米中両国のエネルギー需要の先行き不安感の台頭②米国の原油供給過剰懸念③OPEC代表らが減産規模の拡大など追加的な措置を講じる可能性に否定的な見解を示したこと。

中旬: BRENT : $50.22 ⇒ $53.61    WTI : $47.33 ⇒ $50.33
上昇要因:①米国原油在庫の減少(前週比520万バレル減)②上旬の価格下落による安値買い③OPEC協調減産の半年間延長の見通し④サウジアラビアがアジアの製油所に対して原油供給割当量の削減を通達したことなど。
下落要因:①OPEC協調減産が実施されても供給過多が解決しない可能性②米国内石油掘削リグ、生産量の継続的な増加。

下旬: BRENT : $53.61 ⇒ $50.31     WTI : $50.33⇒ $48.32
上昇要因:①米原油在庫前週比440万バレルの減少。
下落要因:①OPEC協調減産の延長が決定したが、市場が期待した減産量の増加にはならず、実施されても原油の供給過多が解決しないとの見方の高まり②米国内石油掘削リグ稼動数の継続的な増加。

 

6月CP先物価格の推移

上旬:CP先物 :$377 ⇒ $385
日本の連休中、マーケットは大きな盛り上がりを見せており、多数のプレーヤーから購入意欲、販売意欲ともに聞かれていた。しかし、マーケット内で聞かれた成約の数が少なかったことや、原油相場の下落などに釣られて、大きな価格の変動は見られなかった。

中旬:CP先物 :$385 ⇒ $394
原油相場が大きく伸び、価格は大きく上昇と見込まれたが、マーケットでは積極的な買い手が少なく、相場は下げ基調で推移していた。アクセプタンス発表以降は、再びマーケットが盛り上がり、更にブタンに対する購入意欲を持つプレーヤーが多数見られ始めたことからプロパンとブタンの価格差は拡大して推移した。

下旬:CP先物 :$394 ⇒ $371
原油相場が大きく下落したことに加えて、マーケットでは売り手が多数見える中、買い気が弱い状況が継続していた。ブタンを含むカーゴに対する販売意欲が多く見られ、プロパンとブタンの価格差は$6まで縮小した。

 

6月CPについて

6月CPはプロパンは$385、ブタンは$390と5月CPと同じ値となった。月の前半でマーケットが盛り上がり、5月CPよりも高い水準で推移していたが、 月の後半からはインド勢を筆頭に、購入意欲が乏しい結果となり、多数カーゴが余っていたことから値を下げた。

今後のマーケットの見通し

不需要期に向けて引き続き値を下げて推移すると想定される。OPEC総会後、原油相場が下げ基調で推移していることから、相場の下落要因となる見込み。