CP価格

1月31日に2月のARAMCO価格が発表されましたので次の通りご報告致します。

2月CP
プロパン $ 525/MT(前月比-$65)
ブタン  $ 505/MT(前月比-$65)

アラビアンライト原油の1月1日~31日の平均価格は$67.903/BBLです。
尚、1月CPのアラビアンライト原油熱量換算比は、プロパンで94.3%、ブタンで92.0%となっております。

過去のCP推移はこちらをクリックしてください。

CP決定の背景

原油先物価格の推移

上旬: BRENT : $66.57 ⇒ $68.15     WTI : $60.37 ⇒ $63.80
上昇要因:① リビアパイプラインへの武装集団による攻撃②OPEC協調減産措置による需給均衡化への期待感の高まり③クリスマス休暇を控え安値拾いの買い④米原油在庫の減少(前週比460万バレル減)⑤イラク石油相による、2018年1Qに原油需給が均衡する見通しなど。
下落要因:①稼働停止していたフォーティーズ・パイプラインの再開見通し②米国原油生産量の増加観測など。

中旬: BRENT : $68.15 ⇒ $67.835    WTI : $63.80 ⇒ $63.49
上昇要因:① イランの反政府デモの影響による地政学的な緊張感の高まり②EIAによる今年のエネルギー消費量の拡大見込み③寒波の影響による米原油在庫減少(前週比490万バレル減少)④米クッシング在庫の減少⑤ロシアのノバク・エネルギー相が「市場はまだ完全に均衡が取れていない」と発言したことなど。
下落要因:① 米国原油の生産増の観測②ドル高・ユーロ安の進行③米ガソリン在庫(410万バレル増)と米中間留分(430万バレル増)の大幅な積み増し④米石油掘削リグ稼働数の増加(前週比10基増、累計752基)など。

下旬: BRENT : $67.835 ⇒ $67.4     WTI : $63.49 ⇒ $64.73
上昇要因:①イランの反政府デモによる地政学的な緊張感の高まり②ロシアエネルギー相による需給が未だ均衡していないとの発言③OPEC減産による需給の引き締まり④IMFによる世界経済成長見通しの上方修正⑤米原油在庫の減少(前週比110万バレル減)など。
下落要因:①米国原油生産量の増加観測②利益確定の売り③リビアのシャララ油田の操業再開④米中間留分とガソリン在庫の積み増し⑤米石油掘削リグ稼働数の増加(前週比12基増)。

 

1月CP先物価格の推移

上旬:CP先物 :$581 ⇒ $543
月初は休暇のため目立った値動きは見られなかったが、その後は多数のプレイヤーから販売意欲が聞かれ、結果相場は下落基調で推移した、一部中国勢より潜在的な購入意欲が聞かれるが、価格が更に下がるのを待っている状況だった。

中旬:CP先物 :$543 ⇒ $533
連日販売意欲が強かったことや、買い手も安くなるのを待っていたことから相場は下落傾向で推移した。極東価格が一定のレベルまで下落したタイミングで、一部石化プレイヤーより購入意欲が高まり、後半で小幅に値を上げた。

下旬:CP先物 :$533 ⇒ $528
2月以降の価格下落を期待したプレーヤーから多数販売意欲が聞かれ、市場に供給過剰感が広がり値を下げた。

 

2月CP、1月MBについて

アクセプタンス発表後、今後LPG価格が春先にかけて下落していくとの見方が広がり、スポットで多数の販売意欲が聞かれた結果、相場は急激に下落し、CPもスポット市場を反映した値付けとなった。
MBについては、米国内プロパン在庫は減少しているものの、気温上昇による暖房需要減を受け下落傾向となった。

今後のマーケットの見通し

冬場の需要期を超えたことから、今後しばらくはLPG価格は下落基調で推移するものと見込まれる。一方で、原油価格は高値安定していることから、状況は引続き注視する必要がある。