CP速報

1月31日に2月のARAMCO価格が発表されましたので次の通りご報告致します。

2月CP
プロパン $ 510/MT(前月比+$75)
ブタン  $ 600/MT(前月比+$105)

アラビアンライト原油の1月1日~31日の平均価格は$53.089/BBLです。
尚、2月CPのアラビアンライト原油熱量換算比は、プロパンで117.2%、ブタンで139.8%となっております。

過去のCP推移はこちらをクリックしてください。

CP決定の背景

原油先物価格の推移

上旬: BRENT : $55.47 ⇒ $55.10     WTI : $52.33 ⇒ $52.25
1月より各国が減産を実施する予定となっており、早速サウジアラビアが日量で50万バレルの減産を実施したことが報じられたことから一時的に大きく値を上げた。しかしその後、米国の掘削リグの稼動数が増加傾向にあることに加え、実際に各国が協調減産を実施するかが不透明となったことから上げ幅は抑えられた。

中旬: BRENT : $55.10 ⇒ $55.49     WTI : $52.25 ⇒ $52.42
イラクが2月分の原油生産を引き上げているとの情報や、原油消費国である中国の経済悪化懸念が広がり値を下げた。原油が$50を安定的に越える中、米国の生産量が増加したことも圧迫材料となった。一方、IEAが原油生産量減少の見込みを発表したことや、サウジが減産を遵守すると発表したことを受け、明確な方向感は無くほぼ横ばいで推移した。

下旬: BRENT : $55.49 ⇒ $55.70     WTI : $52.42 ⇒ $52.81
OPEC加盟、非加盟国の減産が既に日量150万バレルに到達したとの見方が好感されたが、継続的に米国掘削リグが増加する中、相場の上昇は抑えられている。米国内の在庫も積みあがっており再び5億バレルを突破する可能性も見えてきている。

 

2月CP先物価格の推移

上旬:CP先物 :$446 ⇒ $474
12月末にヒューストンにて濃霧の影響で荷役が送れ、極東に流入する玉が減少するとの見込みから、各社カーゴの確保に入ったが、売り手が非常に少なく、結果大きく値を上げた。引き続きアジア各国の暖房需要は聞かれていたことも相場の上昇要因となった。

中旬:CP先物 :$474 ⇒ $510
中東各社のアクセプタンスが出揃い、更にマーケットが盛り上がる中、引き続き売り手は見えず、極東相場は更に上昇。プロパンは過去1年ぶり、ブタンは過去2年ぶりの高水準となった。ヒューストンで悪天候の影響により一部カーゴの荷役が遅延したことも相場の上昇要因となった。

下旬:CP先物 :$510 ⇒ $515
引き続き堅調な買い気は継続していたものの、月末が近づいたことに加え、中国と一部東南アジア各国が旧正月に突入するため、取引の流動性は乏しいものとなった。

 

2月CPについて

価格は前月比で大きく上昇したが、概ね各社プレイヤーの予想通りの価格となった。12月末にヒューストンで濃霧が発生したことから荷役が遅延し、カーゴが足りなくなったプレイヤーが買いに入ったが、売り手が非常に少なく、結果連日大きく値を上げ続けた。ブタンについては更に売り手が見えず、前月対比で$105と約3年振りの上げ幅となった。

今後のマーケットの見通し

米国の在庫が大幅に減少していることを受け、米国内のプレイヤーからの買いが急増。結果MBが暴騰し、極東向けのカーゴの採算が悪化することから複数のカーゴがキャンセルされると予想される。そのため極東市場への供給が減り、需給のタイト感が広がる可能性がある。今後極東地域の暖房需要がどこまで続くかが焦点となる。