CP速報

12月29日に1月のARAMCO価格が発表されましたので次の通りご報告致します。

1月CP
プロパン $ 435/MT(前月比+$55)
ブタン  $ 495/MT(前月比+$75)

アラビアンライト原油の12月1日~31日の平均価格は$52.864/BBLです。
尚、1月CPのアラビアンライト原油熱量換算比は、プロパンで100.4%、ブタンで115.8%となっております。

過去のCP推移はこちらをクリックしてください。

CP決定の背景

原油先物価格の推移

上旬: BRENT : $53.94 ⇒ $55.69     WTI : $51.06 ⇒ $52.83
11月30日に実施されたOPECの会合にてOPECの減産が決定したことを受け原油相場は急騰。これに加え12月10日に実施されたOPEC加盟国と非加盟国との会合で、ロシアなど一部非加盟国も減産を実施することで合意し更に値を上げた。一方で、相場上昇を受けて、米国の掘削リグ稼動数が21基と大きく増加し、若干ながら上げ幅は抑えられた。

中旬: BRENT : $55.69 ⇒ $54.46     WTI : $52.83 ⇒ $52.49
ゴールドマンサックスが2017年の原油見通しを引き上げたことや、国際エネルギー機関(IEA)が原油の供給過剰状態が2017年の後半には解消されるとの見方を示したことが好感されたが、相場は大幅な値上げを受けた買戻しやOPECの11月の産油量が3,420万バレルと非常に高い水準を記録したことから小幅に値を下げた。

下旬: BRENT : $54.46 ⇒ $56.82     WTI : $52.49 ⇒ $53.72
クウェートが各国の減産状況を監視するための委員会を来年一月前半に開くことを明らかにしたことを受け、協調減産実施への期待感がさらに強まり大きく値を上げ、BRENTは$57台に近づいた。一方、その後は、各社年休暇のため徐々に薄商いとなった。

 

1月CP先物価格の推移

上旬:CP先物 :$400 ⇒ $397
各社市況動向を見極めていたことや、アクセプタンスが出揃う前だったこともあり、取引の流動性が乏しい状況が続いていた。混載カーゴの買い気が複数聞かれており、ブタンは大きく上昇。結果プロパンとブタンの価格差は$62まで拡大した。また、マーケットではサウジアラムコが石化プラントのトラブルにより余剰となったプロパンを$380台後半で販売したとの情報が広がり、一時市況が弱含む場面も見られた。

中旬:CP先物 :$397 ⇒ $408
原油相場が引き続き堅調に推移する中、アクセプタンスが出揃うまでは各社様子見の状況。アラムコのアプセプタンスが通達され、一部の船の積み日、積み地が変更になったことを受け、取引の流動性が徐々に高まった。

下旬:CP先物 :$408 ⇒ $435
クリスマス休暇や年末休暇に突入するため取引が鈍化すると考えられたが、28日に非常に多くの買い唱えが聞かれ、原油相場も$57台に近づいたことを受け、CP先物も大きく値を上げた。

 

1月CPについて

CP発表直前に実施された2回目のサウジアラムコの1月CPヒヤリングではプロパンは$410~$440、ブタンはそれよりも$50~$60高く返答した模様。堅調な暖房需要を受け、月末に購入意欲が非常に高まったことに加え、堅調に推移した原油相場が今回のCPの決定背景であると考えられる。

今後のマーケットの見通し

引き続き原油相場については目立った下落要因はなく、引き続き堅調に推移すると見込まれる。また、現在米国ヒューストンで濃霧が発生しており、出荷の遅延が発生することから一部プレイヤーが1月後半、2月前半でカーゴを探しており、今後更に購入意欲が高まる可能性があることから、引き続きLPGも堅調に値を上げる可能性が高い。