PEOPLE & WORK  /  INTERVIEW

国際事業
International Business

世界屈指の輸送船団を操りLPG市場の未来を拓く。

串本 健介 Kensuke Kushimoto 国際事業本部 サプライ&トレーディング部(船舶チーム)
CAREER
入社後、サプライ&トレーディング部(旧 船舶部)に配属。
約2年間の外航船オペレーション業務の後、現在は外航船の配船繰りを決めるチャータリング業務を行っている。

大型タンカー高効率輸送による億単位のコスト管理

船舶チームの主な業務は、国際的に航行する外航船のルート管理や、船積みや荷揚げに関する指示を船に出すオペレーション業務と、各船の仕向け地を策定するチャータリング業務です。私はチャータリング担当として、アメリカ、中東、オーストラリアなどで調達したLPGをどの船でどこに運ぶことが効率的かを考えながら、当社が保有する約20隻の大型タンカーの行き先を判断しています。
LPG大型タンカーの傭船料は1日数百万円、1航海で数億円掛かります。その為、絶えず変動するLPG及び船の燃料のマーケット状況を見ながら、LPGの調達チームとは毎日ミーティングを実施し、入港先や船の速度などについてその時々のベストと判断できる対応を協議・決定。外航船の高効率輸送、コスト低減を実現しています。
一方で、コストを重視するだけでなく、お取引先の指定日までにLPGを届ける必要もあります。そこで、悪天候や船舶故障トラブル等で遅延の可能性が高くなった際は、いち早く応援を要請。調達チームと連携して代替品を手配し、徹底した納期の順守に努めています。

世界のLPGニーズの補足とマーケット開拓

日本への安定供給が我々の担う絶対的なミッションですが、近年は人口減に伴って需要も減少傾向に。その一方で、インドや東南アジアにおけるLPGのニーズは高まっています。LPG業界での高いプレゼンスと世界屈指の規模を誇る外航船団を持つ企業として、他社に先駆けてマーケットを拡大し、新興国の発展に貢献していくことも私たちの大きな使命であると考えています。実際に、各国の市場調査に赴き、当社の進出余地を見極めています。

世界で戦う成長機会がここにはある

当社の国際事業本部は経験値の高いメンバーが揃い、オペレーション能力も非常に長けています。タンカー売買のビジネスモデルも形成されているうえ、船会社様とのつながりも強く、初めて利用する港の船陸整合や接岸面積などの情報も得やすい環境です。業務を通じてさまざまな知見を蓄積でき、日々成長とやりがいを感じています。
今後は、LPGの調達業務にも携わりたいですね。当社のビジネスの出発点である調達部門で販売戦略を練り、海外諸国の大手やトレーダーと厳しい交渉を重ねながら、国際舞台で活躍する人材となることが今の私の目標です。

  • INTERVIEW/01 海外事業

    LPG取扱量世界トップレベルという圧倒的な存在感。

    国際事業本部は「LPGの国内への輸入」および「LPG三国間貿易」をはじめ、
    海外勢と対等にビジネスを行います。
    LPG取扱量は業界トップレベルを誇り、その活躍の場は無限大です。

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  • INTERVIEW/02 国内事業

    安定供給と需要創出の鍵は優れた人間力。

    全国各エリアのLPG特約販売店と取引を行う「元売事業者としての立ち位置」が
    国内事業本部の主たる役割です。そしてより多くの取引先や需要家の皆様にLPGを安定的に
    供給・販売できるよう、5つの部門と全国の支店が連携して業務を行っています。

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  • 全社を俯瞰して捉え経営に深く関わるアストモスのブレイン。

    コーポレート本部の主なミッションは
    「事業戦略推進のサポート」「実際に遂行されている事業戦略のリスク管理」。
    いわば全社の経営および事業サポートを司る部署となります。
    ヒト、モノ、カネ、情報など経営リソースの総合的マネジメントを通じて、
    各事業部の戦略が速やかに、スムーズに、機能的に、
    効率的に展開されるよう業務を支援する仕事です。

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